―― 今回はNECがヤマハとコラボを組んで開発したスピーカを体感していただこうと思います。
スピーカにこだわったパソコンです。そもそも、ユーザーがパソコンを選ぶ際に、
音の良さはどこまで重要視しているのでしょうか?
石井AV機能が充実した上位モデルでは、デザインや価格などの要素に混じって、4〜5番目に重要視されています。パソコンの使い道のアンケートを採っても、約5割の方は音楽を聴いていただいています。
―― せっかくですから、萩原さんにも音を聞いていただきましょう。
今回は、ノートPC の「LaVie L(LL750/SSR)」とデスクトップの「VALUESTAR N(VN970/SSB)」「VALUESTAR S(VS370/SSR)」をご用意しました。
萩原なるほど、かなり自然でいい感じです。普通に楽しむなら十分ですね。
あれっ? 機種によってプリセットが違いますか……。
石田はい。プリインストールされている「AudioEngine」ユーティリティでは、製品ごとに最適なプリセットに変更しています。ヤマハは、音が良いと言われるコンサートホールなどの実測データを大量に保存しています。それを生かした音作りをしています。
萩原なるほど。音像が最適な位置に作り上げられていますね。スピーカのサイズが小さいのにしっかりしたものだ。
僕としては、プリセットの調整がもっと細かくできると嬉しいですね。
石井さらに使いこなしたいお客様のために、もう少し細かな設定も検討しています。ソフトウェアの使い勝手を改善していきたいと考えています。